*

損得分析(認知行動療法)

公開日: : 未分類, 認知行動療法

損得分析

損得分析における目的の1つは、自分を大切にできていない考え方を見つけ出し、分析してみることで自分の深い考えに気づくことができます。

分析をしてみるとデメリットしかないような考えでもメリットがあることに気づきます。そのメリットの享受を実は深層心理では欲していたことに気づくのです。

その環境を生きるために必要があったからこそ、その考えは生まれてきたのです。しかし私たちの環境は目まぐるしく変わります。

その時はうまくいっていた考えであっても、今この時においてはうまく機能していない考えなのかもしれません。

目的の2つ目は、メリットとデメリットを比べデメリットの方が大きいときには、新しい適応的な考え方を見つけ出すのです。

損得分析のやり方

~ 損得分析の例 ~
まずは「自分を大切にできていない考え」と、「一例としてどんな場面でその考えがでてくる?」項目を記載します。

次にメリット、デメリットを全て出し尽くし、シーソーのように比重を比べてみるのです。ワークシートの例のように重みのある方へ不等号を用いて記述します。

もしメリットの方が大きければそのままの考えにします。
デメリットの方が大きいのであれば新しい考えを見つけていきます。


うまく新しい考えが見つからないときは、認知再構成法も併せて利用し考え方を修正していきます。
参考
・私らしさよ、こんにちは 5日間の新しい集団認知行動療法ワークブック 自尊心をとりもどすためのプログラム/中島美鈴

関連記事

エビデンスレベルの最も高い目標設定法『MACの原則』

エビデンスレベルの最も高い目標設定法『MACの原則』 アイントホーフェン工科大学の

記事を読む

認知再構成法
~ 7つのコラム法のやり方 ~

認知療法 認知療法を理解するためのキーワードは、「自動思考」と「スキーマ」です。 「自動

記事を読む

アドラー心理学 ~嫌われる勇気まとめ~

アドラーってどんな人? アルフレッド・アドラー(1870年2月7日 - 1937年5月2

記事を読む

眠れない悩みに使えるテクニック
『心配スケジューリング法』

眠れないほどの悩みがあるときの対処法 明日顧客の前でのプレゼンが気になって不安で眠れ

記事を読む

怒りを鎮めるリフレームテクニック(3つのコラム)

リフレームテクニック(3コラムテクニック)のやり方 1つ目のコラム ◆ アン

記事を読む

認知の歪みとは(17のパターン)

認知の歪み(にんちのゆがみ、Cognitive distortion)とは、誇張的で非合理的な思考

記事を読む

もう一人のあなたテクニック
(セルフコンパッション)

人は大抵、自分には厳しくなる 私たちの多くは二重基準を使っています。例えば、

記事を読む

人は達成できなかった事をよく覚えている?!『ツァイガルニク効果』とは

「続きが気になる」はツァイガルニク効果 TV番組でもよく使われていますが、大事なシーンの前でCMを

記事を読む

CBT基本モデルとは

CBT基本モデルとは CBT では、人間の心の状態を理解する際に、個人の環境・社会お

記事を読む

相手の本心を暴く『プッシュステートメント』

プッシュステートメントとは プッシュステートメントは、断言したり相手を挑発することで

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

パニック障害の新対処法「5秒の法則」

パニック障害の新対処法「5秒の法則」とは? You

社交不安症のメカニズムと対処

社交不安症のメカニズムと対処 社交不安症のメカニ

アルフレッド・アドラー名言を読解する!(幸せになる勇気編)

アドラー名言集(幸せになる勇気編) われわれは、

アルフレッド・アドラー名言を読解する!(嫌われる勇気編その2)

アドラー名言集(嫌われる勇気編その2) 「あの人」の期待

アルフレッド・アドラー名言を読解する!(嫌われる勇気編その1)

アドラー名言集(嫌われる勇気編その1) 人は誰しも客観的

→もっと見る

PAGE TOP ↑