怒りを鎮めるリフレームテクニック(3つのコラム)
公開日:
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最終更新日:2019/04/01
アンガーコントロール, 未分類

リフレームテクニック(3コラムテクニック)のやり方
1つ目のコラム
◆ アンガーログを書きます。(イライラした出来事を記載する)『某携帯ショップの下取りプログラムで、傷なく動作すれば2万3千円で引き取る、ただし買取ができないこともある。査定後のキャンセルはできないということだった。 傷もない状態でセンターへ小包で送付したにもかかわらず、3割(画面割れ)と予想だにしない結果となった。店員さんも綺麗な携帯ですね…と言われていたのに。ありえないと思い店員さんに苦情を訴えるも、契約書類に印が押してあることからキャンセル不能であきらめざるを得なかった。』
2つ目のコラム
◆ アンガーログで書いた内容に、”こうあるべき”という思考が隠れているはずなので、見つけ出し ”べき”と記載する『画面割れしておらず店員さんも綺麗ですねと言っていたのに3割はありえない。 理不尽すぎる査定結果に対しては、下取りキャンセルはできるようにすべき』
3つ目のコラム
◆ この ”べき” をどうすれば自分も周りも幸せになれるかの考えを書き出す『恐らく店員さんは、査定したのは外部のセンターの方なのでどうすることもできない状況であり、対応困難な依頼の一つなのだろう。』
”べき”という枠を再構築し、怒りを軽減させる
実際この例は私が経験した内容だが、怒り度を(min0~MAX10)で表すと、9から10である。このリフレームを用い、自分が同じ店員だったら対応できただろうかと考えると、難しいかもしれないという思いもある。店として倫理的に何とかすべきという、べき思考も出てきます。
そこを加味しての現在の怒り度は7くらいだろうか。怒りは完全には下がらないまでも軽減にはつながりました。
怒りは大きなエネルギーを持ってます。前向きな考えに変えることができれば、成長の糧に繋がります。
参考
・安藤俊介,はじめてのアンガーマネジメント実践ブック
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